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ここでは福祉用具貸与のケアプラン(居宅介護支援計画書)第2表の事例&文例を紹介しています。
第2表とはケアの具体例を示すところです。
まさに生活の根幹をカタチづける箇所です。サービス事業所だけでなく利用者も理解しやすい内容にするよう心がけましょう!
福祉用具は支援の入口です!たくさんご活用ください!!
※随時更新中!!
特殊寝台(寝たきり)
寝たきりで椅子での座位保持は困難。胃ろうにて栄養摂取。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
症状に合わせて、在宅で過ごすことができる環境の整備を行いたい。 | 体調が安定し、在宅での生活が継続できる。 | 安全に座位姿勢が取れる。 | ・特殊寝台貸与 ・特殊寝台付属品貸与 |
重度の認知症で自発動作も困難。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
自発動作による起居動作は困難。移乗・移動介助の転倒リスクを軽減したい。 | 起居動作が安定し、スムーズな動作が行える。 | 安定した介助を受け、転倒の危険を回避できる。 | ・特殊寝台貸与 ・特殊寝台付属品貸与 |
四肢麻痺のため日常生活全般に介助が必要
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
四肢麻痺のため自力での寝返りは困難。寝起きや移乗動作を負担なく行いたい。 | 起居動作を負担なく行い、本人や家族の負担軽減が図れる。 | 寝起きや移乗動作がスムーズに行える。 | ・特殊寝台貸与 ・特殊寝台付属品貸与 |
特殊寝台(普通のベッドでは起き上がりが困難)
変形性膝関節症による膝や腰の痛みがある。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
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病気に伴う膝、腰の痛みを軽減したい。 | 住み慣れた自宅で生活ができる。 | 膝や腰に負担をかけず起き上がることができる。 | ・特殊寝台貸与 ・特殊寝台付属品貸与 |
肝臓、胆管がんのため疼痛があり、不安がある。在宅で療養生活を送りたい。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
疼痛がきつく、起き上がりや立ち上がりが難しい時がある。痛みを軽減しながら生活したい。 | 起居動作がしやすく疼痛の緩和ができ、ベッド以外の場所でも過ごすことができる。 | 起居動作が負担なく行える。 | ・特殊寝台貸与 ・特殊寝台付属品貸与 |
認知症のため、環境の変化に注意が必要。布団の生活であったが、寝起きが難しくなってきた。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
布団での生活が長くベッドに慣れていない。普通のベッドだと転落が心配。介護者の負担軽減も必要。 | 環境を大きく変えず、心身の状態が安定する。 | 介護負担を軽減する。 | ・特殊寝台貸与(低床型) ・特殊寝台付属品貸与 |
特殊寝台(軽度者への例外給付)
パーキンソン病、関節リウマチで屋内は伝え歩き。屋外は杖歩行。歩行時にフラつきがあり、転倒のリスクあり。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
パーキンソン病により起き上がり寝返り動作が大変な時がある。負担なく寝起きができるようになりたい。 | 体調が悪い時の身体の負担を軽減して過ごせる。 | 体調が悪い時も起き上がりや寝返りができる。 | ・特殊寝台貸与(低床型) ・特殊寝台付属品貸与 |
在宅酸素を使用(肺がん末期)。症状が悪化しており身体機能低下が著しい。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
体調に合わせて、生活できるようにしたい。 | 身体機能を維持し、起居動作が自分でできる。 | 福祉用具の使い方に慣れ、起居動作がスムーズに行える。 | ・特殊寝台貸与(低床型) ・特殊寝台付属品貸与 |
肺炎、心不全で入院。退院後、畳からの起き上がりが困難になる。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
退院後、足に力が入りにくく、寝返りや起き上がりも難しいのでベッドで寝起きがしたい。 | 寝たきりを予防し、自分でできることが増える。 | 寝返りや起居動作が負担なく行える。 | ・特殊寝台貸与(低床型) ・特殊寝台付属品貸与 |
特殊寝台付属品(サイドテーブル・介護負担軽減用品)
パーキンソン病により動きが緩慢になる時があり、移乗介助が負担である。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
安心して在宅生活を送りたい。動きが緩慢な時があり、移乗時は介助者に負担がある。 | 住み慣れた家で生活が続けられる。 トイレで排泄ができる。 | 負担なく移乗介助が行える。 | ・特殊寝台付属品貸与 (介助用ベルト・スライディングボード) |
末期のがんで体調に波がある。ベッド上で過ごすことが多くなってきた。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
日により体調の波があり痛みも感じる。テーブルへ移動できない日も食事が取って体力を維持したい。 | 痛みを緩和し、介助を受けながら在宅生活が送れる。 | 体調が優れない時は、ベッド上で食事がとれる。 | ・特殊寝台付属品貸与 (サイドテーブル) |
脳梗塞による四肢麻痺があり、寝たきり。体重も重く介助負担が多い。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
介助者の負担を軽減し、ベッドから車椅子へ移譲しやすくなりたい。 | 住み慣れた家で在宅生活を続ける。 | 移譲介助の負担を軽減でき、安全に車椅子へ移れる。 | ・特殊寝台付属品貸与 (イージーグライド、フレックスボード) |
床ずれ防止用具(褥瘡あり)
圧迫骨折から寝たきりになる。その後褥瘡が数か所発生。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
床ずれが痛く治したい。両下肢の筋力低下・拘縮があり、歩行が困難。 ベッドに横になる時間が長く治りづらい。 | 床ずれが改善され、痛みのない生活を送ることができる。 | 除圧や痛みの軽減を行い、床ずれの改善を図る。 | ・床ずれ防止用具貸与 (エアマット) |
脳梗塞の後遺症で半身麻痺の状態。1人での起き上がりは困難。寝返りもサイドレールが必要になっている。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
床ずれのリスクが高く、発赤もある。床ずれの危険性を軽減したい。 | 床ずれが改善される。 | 除圧ができ、床ずれのリスクが軽減される。 | ・床ずれ防止用品貸与 (通気性の高いマットレス) |
四肢麻痺の状態。生活の中心がベッド上となっている。拘縮や床ずれのリスクがある。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
皮膚は乾燥しており床ずれ継続のリスクがある。清潔を保ちながら生活がしたい。 | 介護負担を軽減し、在宅での療養生活が痛みなくリラックスして継続できる。 | 定期的に体位変換が行える。 | ・床ずれ防止用具貸与 (自動体位変換のできるエアマット) |
床ずれ防止用具(褥瘡なしのケース)
高齢のため、日中はベッドで寝たままの時間が多い
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
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床ずれにならないかが心配。 | 床ずれの発生を予防し、苦痛なく生活できる。 | 床ずれや長時間の臥床による皮膚トラブルを防ぐ。 | ・床ずれ防止用具貸与 (エアマット) |
圧迫骨折のため動作制限があり、床ずれができやすい。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
腰椎圧迫骨折があり、痛みなく寝起きしたい。 | 同一部位の圧迫を避け、褥瘡が予防される。 | 痛みの緩和と体圧分散を図ることができる。 | ・床ずれ防止用品貸与 (静止型マットレス) |
軽度の半身麻痺。起き上がりはサイドレールを持てば可能。寝ている時間が増えてきた。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
寝ている時間が長く、床ずれの危険性がある。予防したい。 | 清潔を保持し肌のトラブルなく過ごすことができる。 | 皮膚の赤みや床ずれの予防ができる。 | ・床ずれ防止用具貸与 (静止型マットレス) |
床ずれ防止用具(軽度者への例外給付)
うつ状態のため、日中じっとしていることが多い。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
動きがない時がありその際は体圧が集中する。起きている時間を増やしたい。 | 起きる時間を作り、身体機能を維持できる。 | 体圧を分散し、床ずれを予防する。 | ・床ずれ防止用品貸与 |
パーキンソン病により動きが緩慢。仙骨部に発赤あり。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
パーキンソン病による動きの差が生じており、動作が緩慢になっている。床ずれの予防を行い安心して眠りたい。 | 褥瘡好発部(仙骨部等)の圧迫に悩まず十分に休息ができ健康状態が維持できる。 | 床ずれや痛みを予防できる。 | ・床ずれ防止用具貸与 |
がんのため起き上がりが困難。移動は伝え歩き。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
がんのため、寝返りや起き上がりが急速に困難になることを防ぎたい。 | 体調の悪化のリスクを軽減できる。 | 寝返り寝起きの際の痛みを緩和し、十分な睡眠が取れる。 | ・床ずれ防止用具貸与 |
体位変換器(思うように体を動かせない方)
末期のがん。身体中に疼痛がありベッド上での生活も長い
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
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痛みを緩和し在宅生活を送りたい。 | 負担を少なくし痛みを和らげることができる。 | 苦痛なく体位交換ができる。 | ・体位変換器貸与 (マットレスタイプ) |
拘縮で同じ姿勢になってしまう。無理な体位変換は体を緊張させてしまう。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
拘縮があり、自分では姿勢を変えるのは困難。リラックスした状態で過ごしたい。 | 拘縮が緩和できる。 | 痛みや負担が少なく体を動かすことができる。 | ・体位変換器貸与 (クッションタイプ) |
妻が高齢で寝たきりの夫を介護するのが大変になってきている。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
介護者の負担軽減を図り、住み慣れた家で生活を続けたい。 | 夫婦2人での在宅生活を継続できる。 | 介護者の負担を軽減する。 | ・体位変換器貸与 (スライディングシート) |
手すり(移動が困難な方)
大腿骨骨折の既往歴あり。筋力低下のためデイケアにてリハビリも継続している。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
リハビリを続けて骨折前のような生活をしたい。 | 定期的な外出を行うことができる。 | 玄関前の段差を転倒なく上り下りできる。 | ・手すり貸与 (玄関前の階段) |
腰・両膝に痛みあり。体力・筋力が低下している。立位や歩行も不安定。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
転倒せずに外出できるようになりたい。 | 1人で外出できるようになる。 | 転倒せずに玄関の上がり降りができる。 | ・手すりの貸与 (玄関の上り框) |
認知症のため、歩行器がうまく使えない。かし筋力の低下もあり歩行時にはふらつきあり。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
寝室からの移動の際、歩行器を忘れてしまい、よく転倒してしまう。 | 転倒を防止し、自宅で暮らしていけるようにする。 | 安全に移動ができる。 | ・手すり貸与 (寝室・廊下) |
手すり(起居動作・立ち座りが困難な方)
圧迫骨折があり腰痛が続いている。痛みのため起き上がりが困難。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
腰に負担がかからないように過ごしたい。。起き上がり時や立ち座りの時に痛みを感じる。 | 負担なく1人でベッドから起きられる。 | 腰に負担をかけず、起き上がり立ち座りや移動がスムーズにできる。 | ・手すり貸与 (ベッドからの立ち上がり) |
変形性膝関節症で起き上がり動作が辛い。筋力低下もある。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
転倒に注意し、起き上がりや立ち座りが行えて足の筋力を維持したい。 | 転倒の危険なく過ごせる。 | 1人で起き上がり、立ち上がりの動作ができる。 | ・手すり貸与 (床からの起き上がり) |
関節リウマチがあり、歩行時や立ち座り時に痛みがある。手すりを握るのも困難。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
自分の力で寝起きを行い、在宅生活を続けたいが、リウマチの痛みから不安がある。 | 痛みを緩和しながら、在宅生活が送れるようになる。 | 立ち上がり時の痛みが緩和される。 | ・手すり貸与 (面で支える型) |
脳梗塞による半身麻痺。ベッド上での立ち座りが困難
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
立ち座りを行う際に支えになるものが無い。リツイ時にはフラつきがあり支えがないと転倒の不安がある。 | ベッドから起きることができ在宅生活が維持できる。 | ベッドから立ち上がり起き上がり時の立位保持が行える。 | ・手すり貸与 (ベッドから起き上がる時に必要) |
脊柱管狭窄症から膝・肩関節の拘縮、手足に痺れ・痛み。めまいもあり立ち座り時のふらつき転倒に注意が必要。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
身体の痛みや痺れ、突発性の眩暈による不安があり、日常生活動作に制限が生じる可能性がある。 | 痛みを緩和し、転倒に注意し生活の活動範囲を広げる。 | 立ち上がり動作を安定させ、転倒を予防する。 | ・手すり貸与 (食卓での動きだし・ソファーからの動きだしに必要) |
下肢筋力が低下し、日常動作を行う際に転倒の危険性がある。骨粗しょう症で骨折の危険性も高い。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
外出や日常生活動作で筋力低下を防ぎたい。 | 転倒なく生活を行い、筋力低下を予防する。 | トイレの立ち座り動作を支えを使用しながら行い、転倒骨折を防ぐ。 | ・手すり貸与 (トイレ用手すり) |
歩行補助杖
脳梗塞により軽度の麻痺あり。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
転倒なく屋内を移動し、活動範囲を広げたい。 | 転倒せずに室内を移動できるようになる。 | 積極的に歩き運動機会を確保し筋力を維持する。 | ・歩行補助杖貸与 (4点杖) |
関節リウマチがあり手指の関節に負担をかけづらい。膝痛もあり転倒の危険がある。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
病気と向き合い、転倒に注意し、移動時の痛みを緩和したい。 | 関節の負担をかけずに移動ができ、状態の維持ができる。 | 歩行による関節の痛みが和らげる。 | ・歩行補助杖貸与 (ロフストランドクラッチ) |
腰背部痛や下肢の痺れがあり、室内は杖歩行。屋外は坂や段差が多く通常の4点杖では使用しづらい。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
屋内・屋外とも杖歩行で歩けるが長距離は歩けない。転倒したくない。 | 転倒なく生活を継続する。 | 屋外での杖の使用に慣れて転倒なく歩行ができる。 | ・歩行補助杖貸与 (4点可動式杖) |
歩行器(転倒の危険のある方)
骨折での入院中に下肢筋力が低下。歩行が不安定で室内外の移動時に転倒の不安がある。家を引っ越し生活環境も変わる。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
下肢筋力が低下し歩行に不安がある。新しい環境に慣れて転倒なく過ごしたい。 | 外出の機会を維持し、地域の方とも交流の機会を持ち暮らしの質を上げる。 | 転倒なく安定した歩行ができる。 | ・歩行器貸与 (屋内:固定型歩行器) (屋外:キャスター式歩行器) |
関節リウマチで肘手首に痛みがある。重いものを持つのが困難。膝にも痛みがあり、屋内で転倒も経験している。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
関節の痛みを抑えて、今まで通りの生活を送りたい。 | 歩行時の痛みを軽減し転倒が予防できる。自宅での生活が継続できる。 | 歩行器を用いて、膝や関節の負担が軽減できる。 | ・歩行器貸与 (軽量タイプ) |
両膝痛や円背がある。転倒も経験しており、杖歩行であったが危険性が増えてきた。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
転倒の危険性が高い。屋内外を安全に歩けるようになりたい。病院、長男宅へ出かけられるようになりたい。 | 歩行が安定し、日常生活動作の維持、向上ができる。 | 歩行器に慣れて、転倒なく移動ができる。 | ・歩行器貸与 (キャスター式) |
歩行器(症状・目的に合わせたケース)
関節リウマチ・筋力低下の影響で、今までできていたことができなくなっている。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
食事の準備や洗濯などの家事を今まで通り行いたい。 | 今まで通り家事ができるようになる。 | 身体状況に合わせて家事ができるようになる。 | ・歩行器貸与 (トレイ、カゴ付きの歩行器) |
パーキンソン病による突進歩行の症状がある。屋外歩行が不安で外出が不安になっている。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
外出時、病状の影響で体が前のめりになる。転倒せずに自分の力で歩いて病院に行きたい。 | 介助者と共に通院することができる。 | 転倒せずに外出ができる。 | ・歩行器貸与 (抑制ブレーキ付き歩行器) |
今までは杖歩行で買い物をしていたが、筋力の低下に伴い歩行が不安定に。物を運ぶのが難しくなってきた。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
今まで杖歩行で買い物を行なっていたが、買い物へ行くのが難しくなってきた。これからも1人で買い物に行きたい。 | 1人での買い物が続けられる。 | 近所のスーパーへ1人で行くことができる。 | ・歩行器貸与 (買い物かごが載る歩行器) |
車いす(軽度者の方向け)
脊柱管狭窄症・変形性膝関節症がある。独居で買い物やゴミ出しが非常に大変である。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
歩行が困難であり、安全に外出ができるようになりたい。 | 膝に負担をかけることがないようにして外出ができ、定期的に買い物に行くことができる。 | 近所のスーパーへ買い物に行くことができる。 | ・車いす貸与 (屋外時の電動車いす) |
円背で圧迫骨折もしており、治療もできない。痛い時は安静にし、移動時は車椅子を使用するようにと指示あり。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
腰が痛いが、1人暮らしが続けられるようにして欲しい。 | 援助を受け、身の回りのことができる。 | 腰に負担がかからないよう車いすの操作に慣れる。 | ・車いす貸与 (背張り調整付きの車いす) |
脳出血で軽度の麻痺があり下肢筋力が低下している。歩行能力の改善が求められるが、狭心症も持っており注意が必要。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
下肢筋力低下により杖歩行であるが、遠距離になると転倒しそうで不安。 | 外出や趣味活動をすることにより、気分転換を図ることができる。 | 定期的に外出ができる。 | ・車いす貸与 (車に載せやすい軽量タイプ) |
車いす(2台必要な場合)
脳出血で半身麻痺。短距離歩行は可能であるが長距離は難しい。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
不安なく移動できるようになりたい。 | 通院等、今まで通りの日常生活が継続できる。 | 状態に合わせ、無理のない方法で移動ができる。 | ・車いす貸与 (屋内は幅の狭い車いす) (屋外は段差があるので自走式車いす) |
ALSで寝たきり。長時間の座位は困難。通院等で外出の機会は確保されている。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
ベッド以外の時間と外出の機会を増やしたい。 | 離床時間を増やし、積極的に外出ができる。 | 離床時間を増やし、知り合いとの交流により刺激を受ける。 | ・車いす貸与 (自宅では姿勢の崩れにくいリクライニング式の車いす) (外出時は軽量タイプのリクライニング式車いす) |
後縦靱帯骨化症があり、手足に痺れがあり立位や歩行ができない。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
車いすの生活であるが、自由に行動できるようになりたい。 | 行きたいところに行く事が出来る。 | 自分で室内を自由に移動できる。 | ・車いす貸与 (屋内:身体に合ったサイズの車いす) (屋外:介護負担軽減のため軽量型の車いす) |
車いす付属品(尻部の痛み防止)
脳梗塞で入院。退院後は寝たきりであったが、リハビリを続け、屋内は歩行器、屋外は車いす移動。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
座位時間を増やし、体力の向上と定期的な外出がしたい。 | 定期的に外出する事が出来る。 | 長時間座る際の痛みが緩和され、車いすでの時間が長くできる。 | ・車いす付属品貸与 (ゲルタイプクッション) |
圧迫骨折で入院。下肢筋力が低下し、歩行困難となる。皮膚も弱かったので臀部に床ずれができやすい。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
寝たきりを防ぐために車いすの時間を増やすが、お尻が痛く長い時間座れない。もっと長く座りたい。 | 皮膚のトラブルがなく離床時間が増やす事ができる。 | 床ずれを予防し痛みを軽減する。 | ・車いす付属品貸与 (エアタイプクッション) |
パーキンソン病の診断を受け、身体機能が低下。立ち上がり一部介助。歩行は手引き歩行。座位の時間が増えてきている。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
自分で思うように動けなくなってきたが、起きている時間を増やし、寝たきりを予防したい。 | 身体機能を維持し、今の生活が維持できる。 | 臀部の痛み等、座位時の負担を軽減する。 | ・車いす付属品貸与 (体圧分散が必要) |
車いす付属品(座位保持)
ALSのため、寝たきりになっており、自立歩行・移乗ができない。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
起きている時間を長くして、外出する機会を持ちたい。 | 定期的に外出ができる。 | 身体に無理なく長時間車いすに座る事ができる。 | ・車いす付属品貸与 (車いすクッション) |
生活不活発病で歩行困難になっている。筋萎縮・関節拘縮もある。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
動けなくならないようにベッドから起き、リハビリを行いたい。 | リハビリを続け、筋萎縮や拘縮の悪化を防ぐ。 | 負担のない姿勢がとれるようにする。 | ・車いす付属品貸与 (姿勢保持クッション) |
筋力低下があり、座位保持が困難。ベッドの時間が増えてきた。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
ベッド上の生活が長く、家族との時間が少ない。食事は家族と共にしたい。 | むせこみなく食事ができる。 | 座位保持ができる。 | ・車いす付属品貸与 (姿勢保持クッション) (車いす用テーブル) |
スロープ
脳梗塞で左半身麻痺。妻が介護。玄関の上り框には30cmの段差がある。居室入り口にも5cmの段差がある。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
リハビリを継続し、暮らしの活性化を希望したい。 | 周囲との交流が持てるように外出し楽しみを持つ事ができる。 | 定期的に外出する機会を持つ事が出来る。 | ・スロープ貸与 |
移動用リフト(外出時)
脳梗塞で寝たきり状態。移動は車椅子。外の出入りには居間の掃き出し口(段差50cm)を超える必要がある。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
デイサービスに行きたい。 | 介助者が1人でも、外出する事が出来る。 | 外出する環境が整っている。 | ・移動用リフト貸与 (掃き出し口から移動する時に必要) |
一人暮らし。大腿骨頚部骨折で手術とリハビリを受けている。膝折れがあり、転倒の危険性が高い。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
リハビリを続け骨折前の生活に戻りたい。 | リハビリによって身体機能が向上する。 | 転倒せず1人で外出できる。 | ・移動用リフト貸与 (玄関上り框の昇降) |
移動用リフト(立ち座りが困難な方)
高齢夫婦世帯。妻も持病持ちで十分に介助ができない。腰痛があり歩行や立ち上がりが不安。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
腰痛があり、立ち上がりが不安。妻の負担を減らしながら自宅での生活を続けたい。 | ご夫婦での在宅生活が続けられる。 | 介助者の手を借りず自分で立ち座りが行える。 | ・移動用リフト貸与 (立ち上がり時の補助) |
糖尿病があり、ADLの低下も顕著となっている。筋力低下もあり全てに介助が必要。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
介助が必要だが、自宅でお風呂に入りたい。 | 定期的な入浴で清潔を保つ。 | 湯船に浸かれるようになる。 | ・移動用リフト貸与 (安全な入浴動作に必要) |
認知症老人徘徊感知機器
脳梗塞で自立歩行が困難。認知症があり、1人でトイレに行くと転倒してしまう。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
転倒せずに自宅で暮らしたい。 | 家族との在宅生活が続けられる。 | 起きる時に気づき転倒が予防できる。 | ・認知症老人徘徊探知機器貸与 (マットタイプ) |
認知症があり、昼夜逆転があり、夜中1人で出かけようとする。警察に保護されたこともある。
課題(ニーズ) | 長期目標 | 短期目標 | サービス内容 |
---|---|---|---|
夜間の外出を未然に防ぎ、介護者が就寝中でも外出に気づく事が出来る環境にしたい。 | 夜中のお出かけを未然に察知でき、安全な在宅生活が続けられる。 | 外出前に気づき、家族の負担軽減と本人の身体安全を確保する。 | ・認知症老人徘徊感知機器貸与 (センサータイプ・マットタイプ) |